VBAは未経験という方は、Visual Basic(VB)という言葉を知らない方が多いでしょう。実はよく似た名前で、かなり違ったプログラミング言語があるので、学習する時は注意が必要です。
まず冒頭のVBとは、マイクロソフト社が提供するプログラミング言語で、いわゆるC言語などと同じようなプログラミング言語のことを示します。VBAはこのVBの中の一種であり、VBよりもソフトウェア(エクセルやワードなど)の機能を十分に使うことができるように作られたプログラミング言語です。より正確に分類する場合は、マクロ言語とも呼びます。
また、2002年にVBを基礎としつつも、違った方向性へ特化した言語として、Visual Basic.NET(VB.NET)と呼ばれる言語も開発され、現在の主流はVBではなく、このVB.NETになりました。非常にややこしいのが、現在のVB.NETの最新版は、末尾の.NETという表記がされておらず、VB2008やVB2010といった名前になっています。
VBとの混同をしないように注意してください。
VBAはVB言語で作られていて、使用するアプリケーションの機能を繰り返す場合や、その機能を複合化して使う場合などに有用なプログラミング言語です。ソフトウェアが使える環境であれば、特別なライセンスなどなくても使えるので、非常に手軽であり、かつ多くの企業でも有用な技能です。
また、技量認定資格もあり、未経験の方は学習のついでに取得を目指すと、よりアピールしやすくなると考えられます。
時代の変化と共に、世の中で活用されるプログラミング言語も新しいものがでてきます。
その変化を汲み取るための情報に敏感になり、最新のスキルを習得することが、エンジニアとしてIT業界で生き残るコツだと思います。
そして、市場での自分の価値を上げて、今後収入アップを目指して転職を考える方も、常にアンテナを立てておくべきなのです。
では、今現在は自分のスキルに見合った収入であるのか、気になる方はまずはこちらの<<<プログラマの価値とは?【年収エンジン】>>>というサイトを参考にしてみるといいでしょう。